修了生からのメッセージ

 
2022年度 看護管理学分野修了 川﨑 由香さん

▽看護学研究科での学びを振り返って: 日々の講義やゼミの中では、先生方や同期の院生と共に日常の実践とつなぎ合わせながら看護管理について深めることが出来ました。その中身は翌日から活かせる内容が多く、私の現在のマネジメントに大きく影響を与えています。また、忙しい病院で勤務しながら研究を進めることは、コロナの影響も相まってとても大変でしたが、先生方の手厚いサポートのお陰で、探求したい事柄について熟考する機会を得られ、論理的思考や概念化能力が向上したと感じています。
▽大学院の魅力や進学を希望される方に向けてのメッセージ: 現場で勤務する中で、行き詰まりや葛藤を抱える事が多いと思います。そんな時、学ぶことは次のステップに進むための大きなきっかけになります。働きながら学ぶことは大変ではありますが、自分の中で何か実りあるものが育っていくことを感じることが出来ます。苦悩した人しか得られない充実感を、みなさんも感じてほしいと思います。

2022年度 慢性看護学領域修了 柴田 愛さん

▽看護学研究科での学びを振り返って: 私は慢性看護について学びを深めたいと思い大学院に入学しました。大学院での講義では慢性看護に限らず、それまで自分自身が考えたこともなかった視点から看護をみることができ、新しい発見の連続でした。また一緒に入学した仲間とのディスカッションや、先生方からの講義を受けることで、今までの自分自身の看護を改めて考え直すきっかけともなりました。研究課題を明らかにし、一つの研究としてまとめることはとても大変でしたが、先生方から「考える力」を与えていただいたと感じています。大学院での学びは、看護を客観的にみることができ、論理的な思考能力の向上につながったと感じています。
▽大学院の魅力や進学を希望される方に向けたメッセージ: 働きながら学ぶことは大変でしたが、臨床で日々感じることをタイムリーに学びに変換させていくことができたと感じています。新しい一歩を踏み出すことは勇気がいることかもしれませんが、自分にとって新しい看護の世界が開けると思います。自分自身の中にある看護体験を言語化して形に出来たときや、新しい発見をした時に味わえる感覚は、日々の生活に充実感を与えてくれるものになると思います。

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